入院が必要と思われる場合やご希望される場合は、まず当院までお電話ください。精神保健福祉士がお話しをうかがった後、医師が判断します。必要な場合は入院前に一旦外来受診をしていただく事もあります。
医師が入院を決める際に、「今回の入院が何のための入院なのか」、目的・目標を明確にした上で、当院との治療契約を結ばせていただきます。
その後、ご希望などをうかがった上、病状に応じて入院される病棟を医師が判断します。
当院では、2025年4月1日(火)より新たなサービス「入院セット」を導入することとなりました。
入院セットは、入院時に必要となる衣類・タオル類・紙おむつ・日用品類等を日額定額制レンタルでご利用できるサービスです。
※入院セットの詳細についてはこちら
6階 | 講堂 作業療法室 |
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5階 |
5病棟 精神療養病棟(男女混合 60床) 売店 男女混合の閉鎖病棟です。 |
4階 | 4病棟 精神療養病棟(男女混合 60床) 男女混合の閉鎖病棟です。 |
3階 | 3病棟 精神科急性期治療病棟(Ⅰ)(男女混合病棟 49床) ※ストレスケアユニット10床を含む 急性期の治療病棟で、最大限3ヶ月までを目処に治療をおこないます。 |
2階 | 2病棟 精神一般病棟(男女混合 60床) 高齢者の療養病棟です。 |
1階 | 玄関 総合受付 外来受付 売店 |
(2016年7月現在)
※入院する病棟はご希望をうかがった上で、病状に応じて医師が判断します。場合によっては他の病棟へのご入院となることがあります。
※それぞれの病棟で療養していただくための規則が異なります。
※各病棟で個室がご利用いただけます。しかし、主治医の判断や病床の状況によってご希望に添えない場合があります。また、部屋によっても料金が異なります。
※当院は敷地内全面禁煙となっています。
当院に入院となりましたら、主治医による面談を通して病気の症状をうかがいながら、症状に適したお薬の処方や調整をおこないます。病棟の看護スタッフがケアさせていただきながら、まずはしっかりと睡眠とお食事をとり、休息を取っていただきます。
病状がある程度落ち着きましたら、作業療法やレクリエーション療法などのリハビリテーションプログラムが導入されます。ご自宅での生活のための準備をおこないます。また、入院中の方々が集まり、ご自身の病気のことや生活のこと、抱えているお悩みについて話し合うミーティングにも取り組んでいます。
病状が安定し、ご自宅での生活の準備が整いましたら退院への準備をします。その際、当院のスタッフによる退院前訪問指導にてご自宅の生活の様子を確認させていただくこともあります。その中でほかにご準備が必要な事や退院後に必要な医療、福祉サービスを検討させていただきます。退院に向けた準備と退院後の支援について下記にまとめました。
退院に先立って、担当看護師や精神保健福祉士、作業療法士や保健師などがご家庭を訪問し、退院後の療養上の助言などをさせていただきます。
デイケア体験通所退院後、当院外来デイケアに通所予定の方に対して、入院中よりデイケアに行く準備として、デイケアを体験していただきます。
退院時療養計画書退院後の療養についての計画書を書面にて差し上げます。
精神科訪問看護指導医師の指示により、訪問看護ステーション「あんこう」、もしくは当院からご家庭を訪問し、患者様の社会生活の助言やご家族のご相談などを受けます。
ホームヘルパー家事援助、身体介護などヘルパーを派遣できる場合があります。
ご利用希望の際は精神保健福祉士にご相談ください。
通 院退院後の経過観察や安定した生活を送るために、当院や田川クリニックに外来通院していただきます。
自立支援医療制度市町村障害福祉課へ申請することにより、精神科に関する外来受診料、精神科薬調剤料、デイケア利用料、訪問看護料などにかかる費用の月上限額が定められる負担軽減措置の制度です。
利用者負担は1割です。
ご利用希望の際は精神保健福祉士にご相談ください。
精神保健福祉相談患者様やご家族の日頃の悩み、心配事など希望に応じて精神保健福祉士が相談に応じます。
病棟スタッフや外来スタッフに申し出て予約をしてください。
必ずご準備いただくもの
健康保険証 |
お持ちの場合にご準備いただくもの
診察券医療受給者証(被爆者健康手帳等) 障害者手帳 介護保険証 各種限度額適用認定書 |
・当日は1階総合窓口にご来院ください。入院のお手続きについてご案内いたします。
・保険証の提示がない場合は保険診療の取り扱いができません。初診時、入院時には必ず保険証をお持ちください。
・保険証は月に1回必ず1階総合窓口にご提示ください。また、ご家族の住所や電話番号などが変わられた場合は必ずご連絡ください。
・保険証・医療受給者証などは必要に応じてコピーさせていただきます。
※入院手続きに関しましては、精神保健福祉士がご説明します。
上記指定業者と直接契約となります。
日用品
タオル、バスタオル(各2~3枚)洗面用具 洗面器・歯ブラシ・歯磨き粉・せっけん・ シャンプー・リンス・プラスチック製コップ ※必要であれば電気カミソリ 洗濯用洗剤 かかとのあるくつ 転倒防止のため、サンダルやスリッパはご遠慮ください。 |
衣 類
普段着パジャマ 下着(上下) ※各衣類2~3枚程度 |
その他
冊子「入院のご案内」くすり 現在服用中のものは全てお持ちいただき、外来看護師にお渡しください |
・所持品にはすべてお名前をご記入ください。
・お持ち込みいただいた品物はすべて台帳に記録します。品物により、また症状によっては病棟で保管します。
台帳への記入にはご家族の協力をお願いしています。
・事故、盗難防止のため、ご入院時に病棟へお持ち込みできない物品があります。
『より上質な静養と休息を。』
当院はこの考えのもと、ストレスケアユニットをご用意しました。
特に、うつ病などで休息入院が必要な方のために、ゆっくりとお休みいただけるような医療サービスを提供することを目的とした「急性期治療病棟」のユニットです。
従来のマットレスでは出来なかった「中から洗えるマットレス」
定期的に消毒・洗浄・修理をおこなっています。
当院では「良質な医療と共に、真心のこもったサービス」をご提供させていただき、患者様に「安心・快適な療養生活」を送って頂けるよう「メンタルマットRシステム」を導入しています。
患者様の症状や状態に合わせ、3種類のマットレスをご提供しています。患者様におかれましては、ご安心のうえ快適な療養生活をお送りください。
●適度なかたさと弾力性があり、寝心地のよいマットレスです。
●マットレス内部の凹凸構造が優れた通気性と保温性を実現します。
●通気性を確保し、湿潤環境(蒸れる状態)を防ぎます。
●ソフトタッチ面(ラベル面/濃青色側)は、反発力の異なる3種類のウレタンフォームの組合せにより、良好な体圧分散効果が得られます。
●ハードタッチ面(薄青色側)は、適度硬さと弾力性があり快適な寝心地が得られます。
●通気性を確保し、湿潤環境(蒸れる状態)を防ぎます。
●市販の体圧分散式マットレスと同等の効果があります。